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Webサイトを依頼する際に、知っておくべき機能や用語についてをわかりやすく解説。

メールフォームとは?コーディングとは?CMSとは?サーバとは?ドメインとは?

2021.10.12

  • コラム

Webサイトを構築する場合には、小さな規模であれば自分で構築すると言う人も少なくありません。しかし企業のように様々な情報を効果的に公開して、企業イメージを高めたり売り上げを向上させようとする場合には、体系的にその仕組みを作ることが非常に重要となります。しかしそのためには社内の技術者だけでは十分なものが作れないと言うことも少なくありません。そのような場合にはより良いものを作るために、外部企業にその作成を依頼するという手段があります。
外部企業にWebサイトの作成を依頼する場合には、その出来上がりのイメージをより具体的に伝える必要がありますが、その際にはいくつかのキーワードが必要となります。これがサーバやドメイン、及びコーディングやCMSと言われるものです。これらの意味を充分理解しないと意思疎通を行うことが十分にできず、理想のWebサイトを作ることができない場合が多いため、しっかりとその内容を理解しておくことが必要です。また同時にメールフォームと言うキーワードもよく現れるため、これもその意味を理解しておくと便利です。


Webサイト依頼する際に知っておくべき機能や用語について


サーバとドメインってなに?

インターネット上でWebサイトを運営する場合には、そのデータを格納する場所を確保しなければなりません。同時に、その場所がインターネット上の様々なところからアクセスをすることができるようにすることも必要です。ドメインはインターネット上の場所を示す有効なものであると同時に、わかりやすく文字で表現したものとなっています。実際にはインターネットではそれぞれの場所をIPアドレスで管理するのですが、ブラウザなどでこのIPアドレスを直接入力する事は非常に煩雑な作業となり、わかりにくくなってしまいます。そのため、IPアドレスと自由に決めることができるドメインを紐付け、これをDNSと呼ばれる仕組みで参照することで、文字列でデータが格納されているサーバー等を見つけることができる仕組みとなっています。ドメインは自由に決めることができますが、既に存在しているものは重複を避けるため使用することができません。このドメインに紐付く形でデータを格納するサーバや、その他の役割を行うシステムを割り当てることになります。



コーディングってなに?

コーディングとは、Webサイトのデザインやテキスト表示をHTMLやCSSと呼ばれるプログラミング言語に変換する作業です。HTMLとは「Hyper Text Markup Language」を略したWebページ作成のためのプログラミング言語名です。
CSSとは、「Cascading Style Sheets」の略で、Webページにデザインを適用しユーザーに適した構成が可能になります。
HTMLのコーディングとは、Webページ上にテキストで情報を提供し、CSSのコーディングでは、テキスト情報の一部を強調したり、ユーザーに見やすい効果を追加することが可能になります。
一般的にコンピューターのプログラムを作成する場合でも、様々な動きを分類しわかりやすく表現してから、これを具体的な動作プログラムに書き換えていくのと同じように、Webサイトの構築でも様々な動作や表示を分類し、これを実際のプログラムに書き込みます。コーディングを行うことで使用するデータなどを体系的に分類することができ、さらにページを更新する際にも過去の情報を効果的に利用し、その作業の分量を効率的に削減することができます。


HTMLコーディング


CMSってなに?

CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の頭文字をとった略称で、Web制作に必要な専門的な知識が無くてもコンテンツを構築・管理・更新できるシステムのことを指します。
Webサイトは常に新たな情報を網羅し更新していくことで、アクセスを高めることができるほか何度も訪れてくれるリピーターを掴むことができます。また検索エンジンに対しても頻繁に更新されているWebサイトはより上位に表示される確率が高くなるため、Webサイトの更新は運営を行う上で重要な条件となっています。同時に過去の情報も簡単に参照できるようにしながら、これを統計的に管理することが効率の良いWebサイトの運営方法と言えるものです。CMSはこれらのページ情報であるコンテンツを体系的に管理する仕組みであり、様々なデータの格納場所や更新日時などを記録しておくことで、Webサイトを更新する際にその手間を省くとともに、情報を有益的に管理できる仕組みです。また近年ではCMSを利用して自動的にWebサイトを作成するものも登場しており、これを利用することで効果的に迅速なWebサイトの更新が行えます。



メールフォームってなに?

メールフォームとは、ユーザーからの問い合わせ窓口となる仕組みです。名前やメールアドレス質問などを入力すると送信できる仕組みです。ホームページの利用者が入力できる枠を設けることで、この部分に入力した内容を自動的に担当者宛のメールに変換し送信する仕組みとなっています。最近では電子メールで様々なやりとりを行うことが一般的ですが、このメールフォームを利用すると顧客にわざわざメールシステムを使用してメールを送ると言う手間をかけずに、様々な情報を受け付けることができます。さらにその仕組みによって担当者のメールアドレスを表示する必要がないため、迷惑メールやスパムメールを防ぐ際には非常に有効な方法です。


メールフォーム


これらのキーワードはWebサイトの作成業者との間の会話ではしばしば登場するため、その意味を十分に理解しておくと意思疎通をスムーズに行うことができます。