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ホームページリニューアルのベストな進め方とは?

ネット集客・求職者の応募・業務改善の目的別にわかりやすく解説。

2021.10.12

  • コラム

ホームページをリニューアルするなら、目的に合った方法で進めなければなりません。アップデート自体は推奨されるものですが、方向性が間違っていると逆効果になってしまいます。
何を得たいのか最初に明確にしたうえで、それを実現するために必要なソリューションを打ち出さなければなりません。以下に3つの例を挙げるので、具体的にどのような目的と進め方があるのか把握しましょう。


ホームページリニューアルのベストな進め方とは?


ネット集客が目的のリニューアル

ネット集客が目的のリニューアルはとても頻度が高いです。久しぶりにショッピングサイトを訪れたら、すっかり変わっていて驚いた経験がある人も多いでしょう。
自分がリニューアルをする立場なら、顧客が何を求めているのか分析することがポイントになります。今やワンタッチで買えるショッピングサイトが少なくありません。あらかじめ会員登録しておけば、購入ボタンを押すだけで完了するといった具合です。一般消費者はその手軽さに慣れているため、購入の仕方が面倒だとそれだけで立ち寄らなくなってしまいます。
したがって、会員登録を可能にして、手軽な方法を選択できるようにすることも進め方の一つです。逆に会員登録がわずらわしいと思う人もいるため、これまでの買い方をゲスト購入として残しておくのことも有効な手段といえます。このように、いつかのパターンを用意しておくことで、利用しやすいと感じてもらえる可能性が高いです。

よりネット集客に直結させたいなら

よりネット集客に直結させたいなら、ランディングページにお得な情報を表示するレイアウトを選びましょう。
よくある失敗として、ランディングページには挨拶を書き、お得な情報は別のページに記載するというものです。ランディングページからリンクを貼っておけば、そちらもきっと見てくれるだろうという楽観的な設計思想によるものです。
しかし実際には、そのリンクをクリックしてくれる人は多くありません。ここで買いたいと思って訪れた人はクリックしてくれるでしょう。ふらりと寄った人はわざわざクリックしないのが一般的です。
ランディングページの時点で、注意を強烈に引き付ける仕組みを設けることがポイントになります。ですから、自分が最も見てもらいたいと思っている内容を前面に出す意識をもってください。そうすることで、集客数も次第にアップしていくことを期待できます。



求職者応募が目的のリニューアル

求職者応募が目的のリニューアルでは、ホームページを訪れる人の心理を考えることが欠かせません。全員というわけではありませんが、できるだけ急いで応募したいと思っているのが一般的です。
それなのに、求人情報を見られるまでに、いくつものステップがあるのは好ましくありません。すぐ求人情報を見られるようにしておくことが重要になります。だからといって、1ページ目に求人情報を雑多に配置するのは良くありません。1ページ目には職種別などのリンクを貼っておき、そこから各職種の特集ページに移動できるようにしましょう。求人専門サイトなら、1ページ目にいきなり検索用の入力窓を配置することも効果的です。
すぐに検索できるようにして、より詳細に調べたい場合は後から情報を追記できるようにします。
これには、サイトの使い方を段階的に理解できるというメリットもあります。少し検索したいときに気軽に訪れてもらえるなど、アクセス数のアップにもつながりやすいです。

求職者にアピールしたい内容を強調することも大事

また、求職者にアピールしたい内容を強調することも大事です。
そのためには、分かりやすいフォーマットを用意することが欠かせません。たとえば、すべての求人情報に給与の欄を統一的に設ければ、金額を知りたいときに探し回る手間が省けます。経験年数や資格なども欄を統一しておけば、流れるようにして複数の求人をチェックできるでしょう。このように情報をストレスなく入手できるように改善することがポイントです。リニューアル前と求人情報自体は変わっていなくても、これだけで応募する意欲を喚起しやすくなるでしょう。


業務改善


業務改善が目的のリニューアル

業務改善が目的のリニューアルでは、何が問題になっているのか分析しなければなりません。
たとえば、勤怠管理のホームページで打刻する仕組みになっている企業は多いでしょう。そのような企業は、打刻を忘れる社員が多くて困っているケースが少なくありません。この問題の原因としてよくあるのは、打刻のボタンに辿り着くまでのステップが多いことです。勤怠管理のトップページに打刻ボタンを配置しておけば、目に留まるようになるので押し忘れる人は少ないでしょう。
これは他の業務内容に関してもいえることであり、直感的に使用できるようにリニューアルすることが大事です。
購買発注のサイトなら、取引先の指定フォームをトップページに置くと良いでしょう。なぜなら、多くの人にとって、発注の際に最初に行うアクションは取引先を選択することだからです。
それが判明している時点で、トップページに他の内容を実装することは意味がありません。
業務の効率を上げるにはそのような無駄を排除していくことが重要です。