世界平和と広告
Graphic Design
イタリアを代表する企業
「UNITED COLORS OF BENETTON」が、
2011年11月16日より「Unhate(反・嫌悪)」を
スローガンにした広告キャンペーンを開始。
1980年代からベネトンの広告には、
商品は登場せず、差別・紛争・難民・死刑制度といった
社会問題をとりあげているそうです。
一枚の写真によって訴えているのが特徴で、
一連の広告スタイルは、
クリエイティブディレクターのオリビエロ・トスカーニの
「広告はまやかしの幸福を描くのではなく、
企業の社会的姿勢を示すものであるべきだ」
という持論を具現化したものということです。
インパクトの強さで大量にメディアに取り上げられている
印象がありますが、
広告の出向ボリュームはあまり多くないそうです。
大量の広告や商品名の連呼で騒ぎ立てるのではなく、
練り上げて制作した広告を少数のメディアに発表し、
受け取る側にしっかりと考えてもらおうという考え方のようです。
●オバマ米大統領と中国の胡錦濤国家主席

●金正日(北朝鮮最高指導者)と李明博(韓国大統領)

●アンゲラ・メルケル(ドイツ首相)とニコラ・サルコジ(フランス大統領)

●ベンヤミン・ネタニヤフ(イスラエル首相)とマフムード・アッバース(パレスチナ自治政府大統領)

●バラク・オバマ(アメリカ大統領)とウゴ・チャベス(ベネズエラ大統領)

プロモーション映像
個人的にはこの曲にたどり着いてしまいます。
IMAGINE John Lennon (Live)